このままずっと、ここにいたい/仮定法の「I wish we could」
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海外ドラマ「THE OC」第20話より
マリッサの母親のジュリーとマリッサの元カレのルークがモーテルの一室にいます。
ルークは洋服を着ながら、ベッドに横になっているジュリーを見て「ほんとにきれいだ(You are so beautiful, you know that?)」と言います。
それを聞いたジュリーは嬉しそうな顔をして「やさしいのね。(You're very sweet.)」と返します。
そして、ルークはジュリーのいるベッドに向かって、次のように言いました。
I wish we could stay here forever.「このままずっと、ここにいたいよ。」
日本語字幕版では「ずっとここにいたい」という日本語になっています。
今回のシチュエーションは普通に考えてヤバイですよね。
だって、ルークは元カノのお母さんと関係をもってしまうんです。。
ジュリーは自分の娘の元カレと関係をもってしまうんです。。。
しかも、ルークはまだ高校生です。。。
ありえないですねー。
「The OC」は実はかなり過激です。
「I wish we could」は典型的な「仮定法」のフレーズです。
「仮定法」、つまり、「現実的ではない話をする時に使うフレーズ」です。
想像とか願望とか期待とかを表す時に使います。
「ああ〜、もし、僕があと10歳若かったら・・・」
「私の体重があと5キロ軽かったら・・・」
「福山雅治のような顔だったらなぁ〜・・・」
みたいな感じで(笑)。
人は理想的な状況を思い描きながら、そのギャップと共に生きている動物ですから。
おおー、なんだか哲学的ですね^^;
では、今回のフレーズについて解説します!
まず、
I wish [主語] [助動詞の過去形] 〜
I wish [主語] [動詞の過去形] 〜
という形の文章が出てきたら、まず間違いなく仮定法です。
動詞「wish」は「〜だといいなぁ」という願望・希望・祈りを表します。
「可能性があまりないことを望む時」や「現実的でないことを望む時」に使う動詞です。
I wish I had a big money.
と言ったら、「大金持ちだったらなぁ〜」という願望になります。
ということは、実際は金持ちではないということですね。
そして、ここからがポイントなんですが、別に過去のことを言っているわけではないのに、「had」という過去形が使われています。
先ほど、
I wish [主語] [助動詞の過去形] 〜
I wish [主語] [動詞の過去形] 〜
と書きましたが、主語の後に「助動詞の過去形」や「動詞の過去形」の過去形が来ます。
今回のルールのセリフも、
I wish we could stay here forever.
と、「could」という助動詞の過去形が使われています。
これはなぜでしょうか?
願望を口にしているだけなのに、過去のことを言っている訳ではないのに動詞は過去形。
願望ということは、事実とは違うということです。
今の自分とは違うということですね。
今という「現在とギャップがある状態」です。
今という「現在と距離感がある状態」です。
この距離感を、過去形を使って表しています。
現在形と距離がある過去形を使って、事実とは違うギャップや距離感を表しているんですね。
今回のシーンで、ルークが言ったフレーズ、
I wish we could stay here forever.
(このままずっと、ここにいたいよ。)
も、絶対に無理な願望です。
モーテルなので、決められた時間までに部屋を出なくてはいけません。
それ以前に、元カノのお母さんと、モーテルの部屋でずっと一緒に過ごすなんて、現実的にありえないですが・・。
実は、当サイトでは過去に何度か「仮定法」が出てきています!復習にどうぞ!
数をこなせば、できなかったことができるようになりますから。
たいていの場合、自分ができないことって、数が足りない場合がほとんどですから。
○パソコン版
僕だったら、ナーバスになると思う/仮定法「If I were you」
こんな出会いじゃなければ/wishの意味、仮定法「I wish I could」
もし立場が逆だったら・・・/仮定法、If I were you 〜
○モバイル版
僕だったら、ナーバスになると思う/仮定法「If I were you」







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