マリッサ・クーパーで取り置きしたドレスを。
海外ドラマ「THE OC」第4話より
ライアンがニューポート最大のイベントの舞踏会に参加するために、タキシードをショップで選んでいると、偶然マリッサを見かけました。
どうやら、マリッサは事前に注文しておいたドレスを取りに来たようです。
マリッサは店員さんにネームカードのようなものを渡しながら次のように言いました。
Hi, I'm picking up for Marssa Cooper.「マリッサ・クーパーで取り置きしたドレスを」
日本語字幕版では「マリッサ・クーパーです。」という日本語訳になっています。
このフレーズもかなり日常生活で使えそうです!
ジーンズを買った店で丈直しをしてもらって、その店にジーンズを取りに行った時とか。
「pick up」は「〜を拾い上げる、〜を持ち上げる」といった意味がありますが、「車で迎えに行く」という意味でもよく使われますよね。
こんな感じで。
I'll pick you up at 12.(12時に車で迎えに行くよ!)
今回のフレーズでは「pick up」は、「(預けたものを)引き取る、受け取る」という意味で使われていますね。
あと、注目すべきなのが「マリッサ・クーパーで」という部分ですが、「for Marssa Cooper」と前置詞に「for」が使われていることですね。
「for」は「〜方へ向かう」というニュアンスが基本にあります。「方向」を表すんですね。
She left for Sydney.(彼女はシドニーに出発した)
シドニーに向かって出発したんですね。「方向」です。
方向を表す前置詞には「to」もありますが、「to」は「その方向の到達点も含む」というニュアンスがあります。
例えば、
She gave her favorite CD to Tom. (彼女はトムにお気に入りのCDをあげた。)
だと、トムに向かってCDが到達したイメージが湧きますよね。
つまり、トムがCDを手にしているイメージが。
しかし、「for」は「まだ到達していない」というニュアンスがあります。向かっているニュアンスです。到達点は含まないんですね。
よく映画や海外ドラマに出てくるシーンですが、
This is for you.
とか言いながら、プレゼントを渡すシーンがありますよね。
これも、「君に向けてのプレゼント」だから「for you」なんですね。方向ですよね。
しかも、「This is for you.」と言った瞬間は、まだ相手にプレゼントは到達していません。
相手に渡す前に言うセリフですね。
到達する前に言うセリフです。
今回のフレーズも「マリッサ・クーパーに向かったドレスを取りに来た」つまり「マリッサ・クーパーという名前で取り置いたドレスを取りに来た」という解釈ができます。
しかも、取りに来たのだから、まだマリッサはドレスを手にしていません。
到達する前ですね。
この「for」の「方向」というニュアンスを覚えると、予約したレストランに入った時にも使えそうです。
I made a reservation for Hiroshi.(ヒロシという名前で予約したのですが。)
みたいな感じで。
「ヒロシに向かって予約した」つまり「ヒロシという名前で予約した」と解釈できますね。
いやぁー、海外ドラマってほんとーに英会話の勉強になりますね!


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