じゃ、もう授業だから。/未来を表す進行形、be going to、willのニュアンスの違いを説明

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海外ドラマ「THE OC」第10話より

ライアンとマリッサが今度の土曜日に初デートをすることになりました。

セスがマリッサに「ライアンとのデートは今まで一番のデートになるよ。(It’s gonna be the best date ever.)」と余計なひと言を言ったので、ライアンはプレッシャーを感じてしまい困っています。

ライアンとセスはアンナを交え、大学でランチをしながら、ライアンとマリッサの初デートについて話し合っています。

アンナ:
「食事して映画観るのがなんでダメなの?(Why don’t you just take her to dinner and a movie?) デートの基本よ。(It’s a classic combination.)」

ライアン:
「誰かさんが大げさに言ってくれたから。(Because some body promised her the best date ever.)」

セス:
「ライアン、僕だってお前のために事前調査しようと、こっそりサマーにさぐりをいれてみたんだ。(I went ahead and did a little recon on your behalf. I was extremely stealth. I spoke to Summer, okay?)マリッサがホントはどんなデートを望んでいるかってねー。(And I asked her what Marissa would wanna do on a date, what she’d really enjoy.)そしたらー・・・分からないって。。(She told me she didn’t know.)」

アンナ:
「すごい情報。(How helpful.)」

セス:
「でも、サマーが好きなのは買い物、日光浴にムダ毛処理。(But Summer’s three favotite activities are shopping, tanning and waxing.)二人は親友だから、これはヒントになる。(Maybe there’s something there. Use that.)」

アンナ:
「つまり、サマーは外見だけが大事なのね。(And here I thought Summer was superficial.)」

ライアン:
「車も金もないんだ。何してもがっかりさせるだけだ。(I have no car, no money. Whatever I do is just gonna disappoint her.)」

アンナ:
「チノではどんなデートを?(What do you usually do on dates?)」

ライアン:
「まだしたことない。(Never actually been on one.)」

セス:
「ちょっと待てよ。今朝・・・言ったじゃないか、ほら・・。(Wait, you just told me that…)」

ライアン:
「ああ、付き合ったことはあるけど・・・それはみんな・・・出かけてない。(Yeah, I’ve hung out with girls, but just never really went out.)」

セス:
「ああ〜、なるほど。(Oh, got it.)」

そして、ライアンは次のように言って席を立ちます。

I’m gonna go to class.

「じゃ、もう授業だから。」

先日、未来を表す「will」と「be going to 〜」と「進行形」(携帯電話で見ている人はwillとbe going to 〜と進行形のニュアンスの違い)について説明しましたが、今日はその復習的な内容です。

まず、「gonna」は当サイトではもう何度でも出てきていますが、「going to」の省略形です。

つまり、省略しないとで書くと、

I’m going to go to class.

となります。

先日紹介したフレーズは

We’re going out Saturday night.(土曜日にデートする。)

でした。

未来のことを言っているのに、単なる進行形が使われています。

そして、僕は次のように説明しました。

文中に未来を表す時点があって、進行形が使われている場合は、「予定」とか「計画」という意味合いある明確なスケジュールとしての未来を表す。

進行形とはそもそも、「〜している」という今の動作を表す意味合いですよね。

そこに未来を表す時点、例えば「Saturday night」があれば、「今度の土曜の夜に〜している。」というスケジュール的な意味合いが強くなるんですね。

では、「be going to 〜」はどういう未来になるかというと、「すでに流れの中にある未来」です。

今回のフレーズでは、3人でランチを食べながら、ライアンの初デートについて話しています。

このランチをしている時点で、ランチ後に午後の授業があることは決まっています。

「I’m gonna go to class.」という文章自体には「Saturday night」のように未来を表す時点は出てきませんが、「これから授業だから」という未来の流れがすでにあるんですね。

「ランチ → 午後の授業」という流れがあって、午後の授業はこの流れの中では未来の地点なんです。

「be going to 〜」の説明は、プリズン・ブレイク シーズン2の「君はそんなバカなのか?携帯版はコチラ)」でも説明しています。

では次に「will」。

「wii」には名詞で「意志」という意味がありますが、その場で決めた「意志」が感じられる未来を表します。

例えば、友達と部屋でゲームをしている時に家の電話が鳴ったら、「I’ll get it.(僕が電話出るよ)」といった感じです。

ゲームを楽しんでいるという流れの中に電話が鳴ることは存在しません。流れを切り裂くように電話が鳴ったんです。そして、その場で電話に出ることを決めます。決めるということは意志ですから「will」なんです。

ここで、もう一度、ライアンのフレーズに戻ります。

ライアンが

I’m gonna go to class.(じゃ、もう授業だから。)

と言うと、セスが次のように返します。

I’ll keep working on it.(考えておくよ。)

「will」が使われていますね。

セスはたった今「ライアンとマリッサの初デートプランについて考えておくこと」を決めたんですね。

前々から予定していたわけではないんです。

結局、ランチをしている間では良いデートプランが決まらなかったので、「じゃぁ、これからもライアンとマリッサの初デートプランについて考えて、何か良いプランが思いついたら教えるよ!」みたいな感じですね。

と、ここまで「未来を表す進行形」「be going to」「will」についてみてきましたが、ぶっちゃけ「こうしなきゃいけない」的なルールがガチガチに決まっている訳ではありません。

どれ使っても、意外と通じてしまいます。

たとえば、上のセスのフレーズが

I’m gonna keep working on it.

と「will」じゃなくて「be going toの省略形gonna」だったとしても絶対に通じるんですよ。

「そこはwillを使わないとおかしいよ。」とつっこまれることはありません。

だから、あまりルールにガチガチにならない方がいいでしょう。

日本語でもそうでしょう?

「僕は明日、鎌倉にいく予定なんだ!」

「僕は明日、鎌倉に行くんだ!」

上の文章は言いたいことは同じだし、聞いた相手も別々の違った解釈はしないですよね。

言葉って生き物だから、色々な言い回しがあるんですね。

ただ、ここで説明したことをなんとなく頭の片隅に置いて意識しながら海外ドラマを観ると、色々と学びがあるということです。

「ふ〜ん、こういう場面ではbe going toなのね!」みたいな学びがあるんですよ。

例えば、OCにはこんなシーンがあります。

サマーがある男性と一緒にフェリーパーティーに出かけました。

そこで、星のきれいな夜空を見ながらお酒を飲み、二人は話しています。

男性:「おお〜、見ろよ!(Check it out.)暗黒の闇よ、完璧な美しさ。(It’s, like, totally dark but totally visual.)」

サマー:「そうね。けど、何言いたいのか分かんない。(Yeah. Not understanding a word you’re saying.)酔いを覚まして。(Finish ‘shrooming.)飲み物取ってくる。(I’m gonna go get a drink.)」

上の文章の最後のフレーズ「飲み物取ってくる。」は「I’m gonna go get a drink.」となっていますが、サマーは【たった今】飲み物を取ってくることを決めたので、「I’ll go get a drink.」でもいいですよね。

まぁ、ゲームの最中に電話が鳴るような流れを切り裂くシチュエーションではなく、フェリーパーティーでお酒を飲みながら「飲み物取ってくる。」と言っているので、「すでに流れの中にある未来」ととることもできますが。

こんな感じで、ガチガチにルールにとらわれる必要はないというのが僕の考えです。

それよりも海外ドラマをたくさん観て、どんなシチュエーションではどんな表現が使われるのかを学ぶことが大切だと思います。

場数を踏むことが大切ですね。

場数を踏めば、ネイティブの未来を表す表現についてのニュアンスも徐々に分かってきますからね。

それと、話は変わりますが、今回のライアンとセスとアンナの3人の会話には学びが多いです。

例えば、「ムダ毛処理」って「waxing」って言うんですね。

他にも「外見だけが大事」は「superficial」、「付き合ったことはある」は「I’ve hung out with girls」、「なるほど」は「got it」などなど。

いやぁー、海外ドラマってほんとーに英会話・英語学習の勉強になりますね!

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当サイト管理人Ryo-taです!

hulu(フールー)って海外ドラマや映画だけでなく、ナショナルジオグラフィックとかも観られるので知的好奇心も満たしてくれます!格闘技の「THE OUTSIDER」も観れたりして。
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