たまには、離れましょう。/momentの意味

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買い物から帰ってきたセスの両親のキルスティン(母)とサンディ(父)が、キッチンで買い物した食材を収納しながら話しています。

キルスティン:
「ジミーと仲直りしてくれてよかった。(It’s nice that you and jimmy are friends again.)」

サンディ:
「ああ、僕の妻を見たら、誰だってキスしたくなるさ。(I guess I can’t blame a guy for wanting to kiss my wife.)<キルスティンの首筋にキスしながら>だからもう、君を1人にはしないよ。(It feels like we never have any time alone anymore.)」

キルスティン:
「あら、そう。(That’s not true.)」

そして、キルスティンはサンディの後頭部に腕を回しながら、次のように言ってキスします。

We have moments.

「たまには、離れましょう。」

このキルスティンの答えに対して、サンディは「I want more moments.(望むところだ)」と答えました。

このシーンはすごくラブラブなシーンなんですが、僕は学生時代に付き合っていた彼女に言われた「しばらく会うのはやめにしない?1人の時間が欲しいの。」と言われたことを思い出してしまいました。。。

そんな話はどうでもいですね(^^;)。。

「moment」は「瞬間」とか「時」といった意味です。時間に関する意味ですね。

日常生活でよく使うフレーズが「at the moment」です。「現在のところ、今のところ」といった意味ですね。

He’s eating at the moment.(彼は今、食事中です。)

こんな感じで使われます。

「We have moments.」は直訳すると「私たちは時間がある」といった感じですね。

このシーンは実際に観ていないと分かりづらいというか、日本語訳がかなり意訳されているというか、間違っているような気がします。。

なので、僕なりにこのシーンを訳しながら、「We have moments.」のニュアンスを説明しますね。

サンディが

It feels like we never have any time alone anymore.
「僕らは2人きりでいる時間が少しもないみたいだ。」

と言うと、キルスティンが

That’s not true.
「それは違うわ。」

We have moments.
「(今は)2人きりでしょ。」

と答えます。

その答えに対して、サンディは

I want more moments.
「もっと(2人きりでいられる)時間が欲しいなぁー。」

と答えます。

補足として説明しますが、「It feels like 〜」で「〜みたいだ、〜のようだ、〜のような気がする」といった意味です。

そして、これは意外とポイントなんですが、「alone」は主語が「we」の場合は「2人きり」と訳すことがあります。「私たちだけ」というニュアンスですね。
必ずしも「alone = 独り」ではないんです。

あとで、字幕版の訳を掲載しますが、その訳をみれば上の音声版の訳が、少しおかしいと感じると思います。っていうか、僕は間違った日本語訳をしていると思いますね。。

本題に戻りますね。

先ほど、「moment」には「瞬間、時」といった時間に関する意味があると説明しましたが、このシーンでは、ほぼ「time」と近い意味合いで使われています。

「2人きりの時間」という意味ですからね。

では「momentとtimeの違いは何なの?」と思われる人もいると思いますが、英英辞典では次のように説明しています。

「moment」
・a minute portion or point of time
・a comparatively brief period of time

「a minute portion of time(時間のほんの一部、つまり、瞬間)」、あるいは「point of time(時点)」、そして「比較的短い期間」とあります。

つまり、「time」の一部なんですね。「time」よりも感覚的には短い時間です。

分かりやすい例だと、営業などで

May I have a moment of your time?
(ちょっとお時間を頂けますか?)

とか言ったりします。

「a moment of your time」と言うところがポイントです。

「あなたの時間(your time)」ではなく、「あなたの時間の一部、もしくは、あなたの時間のある時点(a moment of your time)」なんですね。

だから、上の営業のフレーズには、「それほどお時間はとれせませんよ!」「すぐに終わりますよ!」「時間といっても、ちょっとだけですよ!」というニュアンスがあります。

というわけで、僕の場合は「moment」が出てきたら「time」よりも短い時間、時には「now(今)」に近いニュアンスとして捉えています。

ただし、言葉は生き物です。

なぜなら、使っている僕ら人間が生きているからです。

なので、「moment = 短い時間」と短絡的に覚えてしまうのはオススメしません。

その時間が短いかどうかは、使っている人のその時の感覚や感情に左右されるからです。

たとえば、好きな人とデートでディズニーランドに行きました。朝10時から夜の9時までディズニーランドで過ごし、夢のように楽しい時間でした。

そんな時、あなたはその1日を「非常に短い時間」だったと感じるはずです。

「つい、5分前にディズニーランドに入店したと思ったのに・・・あっという間だったね。」みたいな。

このように、その人の感覚や感情によって、言葉の持つニュアンスは左右されます。

機械じゃないから、柔軟性をもって解釈する必要があります。

じゃないと、彼女が帰りの電車の中で、

「つい、5分前にディズニーランドに入店したと思ったのに・・・あっという間だったね。今日はすごく時間が短く感じた。」

と言ったら、

「今は22時だから入店してから12時間も経っているよ。12時間と言えば、1日の半分だよ。12時間って時間としては短くはないでしょ。」

とか言って彼女に嫌われますから。。せっかくの楽しいデートが台無しです。。っていうか、こんな奴とは友達としてもムリだと思いますが。。

それにしても、日本語字幕と日本語音声の訳に違いにビックリする時があります。

上に掲載したキルスティンとサンディの2人の会話は日本語音声版のものです。

字幕だと、次のような訳になっています。

キルスティン:
「ジミーと和解を?(It’s nice that you and jimmy are friends again.)」

サンディ:
「誰でも君にキスしたくなる。(I guess I can’t blame a guy for wanting to kiss my wife.)<首筋にキスしながら>2人の時間はもうない。(It feels like we never have any time alone anymore.)」

キルスティン:
「あるわよ。(That’s not true.)今だって。(We have moments.)」

サンディ:
「もっと欲しい(I want more moments.)」

僕はこのシーンでは、字幕版の日本語訳の方が正しいと思いますが、字幕版は1つ1つの日本語フレーズが短いから、ニュアンスが伝わりづらい印象があります。

というのも、字幕って限られた時間で読まなければならないので、長くできないんですよね。

日本語字幕が長いと、読んでいるうちに次のシーンにいってしまうので。

だから、日本語訳をつける時は字幕版の方が難しいと思います。いかに短い言葉で意味を伝えるかが勝負なので。

こんな背景がありますので、海外ドラマや映画を観る時に、より正確な日本語訳を知りたい場合は、日本語音声版を観る方がいいと思います。

でも、今回のフレーズでは、音声版の日本語訳は間違っていると僕は思いますけどね。

なぜ「We have moments.」が「たまには、離れましょう。」という日本語訳になるのか分かりません。。

意訳を超えて、異訳になっています。。

字幕版の方が正しいです。

ただ、音声版と字幕版の優劣を比較していてもしょうがないですね。

僕らの目的は字幕なしの英語音声で内容を理解できることですからね!ネイティブのように。

一緒に楽しく英語を勉強していきましょう☆

あっ、でも、1回でもいいので日本語音声と日本語字幕の両方で海外ドラマや映画を観てみて下さい。

想像以上に訳が違くてビックリすると思いますよ。

そして、多くの場合、日本語音声の訳の方がしっかりと訳されています。

いやぁー、海外ドラマってほんとーに英会話・英語学習の勉強になりますね!

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当サイト管理人Ryo-taです!

hulu(フールー)でテレビドラマ「鈴木先生」の全10話を1日で一気に観てしまいました^^;学校の先生って大変というかエロいことばかり考えているんですね(笑)各種賞をとっただけあって面白かったです。ドラマ一気見って一度やってみたかったんですよね〜^^月額980円で得した気分です!
2013年2月

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